iOSアプリ開発チュートリアルDay02です!今日はSwiftの基礎文法を学習していきましょう!
目次
今日のゴール
- Swiftの基礎文法を理解する
- 変数や定数を使って値を扱えるようになる
- 簡単な関数や条件分岐を書けるようになる
1. Playgroundを使って練習する
UIを触る前に、まずはPlaygroundでSwiftの文法を体験していきましょう。
Playgroundの作成方法
- Xcodeを起動 → File > New > を選択
2. Templateは「Blank」
3. 名前をSwiftBasicsにし、保存場所を選んで作成
4. 次のコードを入力して実行
import UIKit
print("Hello, Swift!")
右側のコンソールに表示されれば成功です。

2. 変数と定数
Swiftでは変数(var)と定数(let)を使います。
var age = 25 // 変数(変更できる)
let name = "Taro" // 定数(変更できない)
age = 26 // OK
// name = "Jiro" // エラー(定数は変更不可)
基本的に変化しない値はletを使うようにしましょう。
3. 型の基本
型を明示的に書くこともできます。
let score: Int = 90
let pi: Double = 3.14
let message: String = "Hello"
let isFinished: Bool = true
型の4大基本
- Int : 整数
- Double : 小数
- String : 文字列
- Boo; : (true/false)
4. 条件分岐
アプリの挙動を変えるには「条件分岐」が必須です。
let score = 75
if score >= 80 {
print("合格!")
} else {
print("もう少し頑張ろう")
}
switch文
複数パターンを分けたいときはswitch文を使います。
let fruit = "apple"
switch fruit {
case "apple":
print("りんご")
case "banana":
print("バナナ")
default:
print("その他のフルーツ")
}
5. 関数
処理をまとめるには関数を使います。
func greet(name: String) -> String {
return "こんにちは、\(name)さん!"
}
print(greet(name: "太郎")) // こんにちは、太郎さん!
関数のポイント
- 関数を定義するときはfuncキーワードを使う
- 引数に名前と型を書く
- 戻り値の型は->で定義する
6. 今日の練習問題
今日の内容を練習問題で復習しましょう!
練習問題①
変数ageに年齢を代入して、
- 20歳未満なら「未成年です」
- 20歳以上なら「大人です」
と表示するプログラムを作成してください。
練習問題②
二つの整数を受け取り、足した結果を返す関数addを作成してください。
print(add(a: 3, b: 5)) // 8 と表示される
7. 練習問題の解答
練習問題①の解答
import UIKit
// 年齢は自由に変える
var age = 18
if age < 20 {
print("未成年です")
} else {
print("大人です")
}
練習問題②の解答
import UIKit
func add(num1: Int, num2: Int)-> Int{
return num1 + num2
}
8. 今日のチェックリスト
- Playgroundを作成できた
- varとletの違いを説明できる
- 基本型(Int, Double, String, Bool)がわかる
- if文とswitch文を書ける
- 自分で関数を作れた
まとめ
今日はswiftの基本的な文法を学習しました。Day03では 配列と辞書、ループ処理 を学びます。
複数のデータを扱う」力を身につけることで、リストやテーブル表示につながるので明日の勉強も頑張りましょう!
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