プログラミングにおいて計算は不可欠な要素です。本講座では、JavaScriptを使って計算を行う方法を学び、演算子の使い方をしっかりとマスターしましょう。演算子の理解は、今後のプログラム作成の基礎となるため、しっかりと身につけておきましょう。
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演算子とは
演算子は、数値を操作するための記号です。JavaScriptでは以下のような演算子を使用して計算を行います。
//足し算
console.log(1 + 2);
//引き算
console.log(5 - 2);
//掛け算
console.log(3 * 2);
//割り算
console.log(6/2);
このように、+
は足し算、-
は引き算、*
は掛け算、/
は割り算に使用されます。これらの演算子は、多くのプログラミング言語で共通して使われるので、しっかりと覚えておきましょう。例えば、PythonやJava、C++などでも同じ記号が用いられます。
計算の優先順位
プログラムにおける計算の順序は、数学のルールに従います。計算の優先順位を理解しておくことで、正しい結果を得ることができます。例えば、
console.log(2 + 3 * 4); //14
console.log((2 + 3) * 4); //20
console.log(3 * 4 + 6 / 2); //15
上記の例からも分かるように、掛け算と割り算は足し算や引き算よりも優先されます。計算の順序を明確にしたい場合は、括弧 ()
を使います。
また、%
を使うと余りを求めることができます。
console.log(10 % 3); // 1
これは、10を3で割った余りが1であることを意味します。
演算子の応用
JavaScriptでは、+=
や -=
などの複合代入演算子を使うことで、変数に対して効率的に演算を行うことができます。
let a = 10;
a += 5; // a = a + 5 と同じ
console.log(a); // 15
このように、計算結果をそのまま変数に格納することが可能です。これらの演算子を使うと、コードの可読性を向上させることができます。
練習問題
(1) 1ヶ月(30日)は何秒でしょう。ただし1日は24時間、1時間は60分、1分は60秒とする
(2) 1年間(365日)は何秒でしょう?
まずは答えを見ないで考えてみましょう!
練習問題の解答
(1) console.log(30 * 24 * 60 * 60);
(2) console.log(365 * 24 * 60 * 60);
まとめ
今回はJavaScriptの基本的な計算方法と演算子の使い方を学びました。計算の優先順位を意識しながら、実践的なコードを書けるようになりましょう!
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