今回からJavaScriptの基本を学ぶ記事を作成します!まずはコンソールに出力する方法を学びましょう。コンソールは、プログラムの動作を確認し、デバッグを行うために非常に重要なツールです。これを使いこなすことで、エラーの特定や変数の値の確認をスムーズに行うことができます。
\ JavaScript入門はこれ一冊でOK! /
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コンソールへの出力
コンソールはWebブラウザの開発ツールの一部であり、プログラムの実行結果やデバッグ情報を表示するのに役立ちます。以下のコードを実行すると、コンソールにHello Worldという文字列が表示されます。
console.log("Hello World);
これはJavaScriptの基本的な出力方法であり、開発時に頻繁に使用されます。
文字列の扱い
JavaScriptで文字列を扱う際は""
または''
で括ります。例えば:
console.log("Hello");
console.log("World");
上記のコードを実行すると、コンソールには次のように表示されます。
Hello
World
このようにconsole.log()を使用すると、何回でも異なる文字列を表示することができます。特にプログラムの動作を確認する際には、複数のconsole.log()を使って適宜ログを出力すると便利です。
また、文字列の結合も可能です。例えば、以下のように+演算子を使うことで、複数の文字列をつなげて出力できます。
console.log("Hello" + " " + "World");
このコードを実行すると、Hello Worldと表示されます。文字列を適切に扱うことは、プログラムを効率的に記述する上で重要です。
数値の扱い
数値を出力する場合、""
で括る必要はありません。例えば以下のように書くことができます。
console.log(123);
ここで理解しておくべきポイントを紹介します。
"123"
→ 文字列の123。計算には使用できない。
123
→ 数値の123。計算に使用可能。
つまり、123 + 10
は133
になりますが、"123" + 10
は"12310"
という文字列連結になります。数値と文字列の違いを理解し、適切に使い分けることが重要です。
さらに、console.log()を使って数値同士の計算結果を出力することもできます。
console.log(10 + 20); // 30が出力される
console.log(50 - 10); // 40が出力される
console.log(5 * 5); // 25が出力される
console.log(100 / 4); // 25が出力される
このように、算術演算子(+
, -
, *
, /
)を使用して計算し、結果をコンソールに出力できます。
練習問題
以下の問題を解いてみて下さい!
- コンソールに「こんにちは」と表示する。
2. コンソールに数字の30を出力する。
3. コンソールに文字列の30を出力する。
4. 10 + 5
の計算結果をコンソールに出力する。
5. 20 - 7
の計算結果をコンソールに出力する。
練習問題の解答
console.log("こんにちは"); // (1)
console.log(30); // (2)
console.log("30"); // (3)
console.log(10 + 5); // (4)
console.log(20 - 7); // (5)
JavaScriptの基本として、コンソールへの出力とデータ型の違いを理解することが大切です。特に、数値と文字列の扱いをしっかり理解することで、プログラムのバグを減らし、スムーズな開発が可能になります。
また、プログラムの挙動を確認するためにconsole.log()を活用することは、開発の基本的なテクニックの一つです。適宜ログを出力しながら、JavaScriptの動作を確認し、スキルを向上させていきましょう!
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