この記事ではMacでC#の環境を構築する手順を紹介します。エディターはVScodeを使います。
C#といえばVisual Studioですが、Macだと色々面倒なのでVSCodeで行きます。
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SDKのインストール
まずはインストーラをダウンロードします。以下のサイトから自身のPCにあったものをダウンロードして下さい。
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基本的に最新バージョンをダウンロードすれば大丈夫です。

Arm64、x64は使っているPCのアーキテクチャに合わせて下さい。わからなくなったらターミナルで以下コマンドを実行することで確認できます。
uname -m
ダウンロードできたらインストーラの指示に従ってインストールをして下さい。

インストールできたか確認
ターミナルで以下のコマンドを実行して下さい。バージョンが表示されればインストールが正常にできています。
dotnet --version
command not foundエラーが出たらパスを通す
パスが通っていないとコマンドが見つかりませんとなります。その場合は、次のコマンドでパスを通して下さい。
echo 'export PATH="$HOME/.dotnet:$HOME/.dotnet/tools:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
またintel Macの場合、/usr/local/share/dotnetにインストールされている可能性があるので、以下のコマンドで確認してみて下さい。
ls /usr/local/share/dotnet
ファイルがある場合、次のコマンドを実行して下さい。
echo 'export PATH="/usr/local/share/dotnet:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
パスを通した後はターミナルを再起動します。
その後、もう一度dotnetコマンドを実行して下さい。ここでもまだdotnetコマンドが認識されない場合はインストールが正常にできていない可能性があるので、一番最初の手順からやり直して下さい。
Visual Studio CodeにC#の拡張機能を入れる
C#で効率よく開発を行うために、VSCodeに拡張機能をインストールします。
インストールするのは次の3つです。
C# Dev Kit
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C#
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C# Extensions
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.NET CLIが正しく動作するか確認
最後にサンプルプログラムを実行して環境構築は終わりにします。
ターミナルで以下のコマンドを実行して下さい。
dotnet new console -o TestApp
cd TestApp
dotnet run
コンソールにHello, World!が表示されれば成功です。
まとめ
今回はMacでのC#環境構築手順を紹介しました。C#の記事も作成していこうと思うのでそちらもぜひ読んでみて下さい!
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